初めましての方、いつも見て下さっている方こんにちは!

Action+飯山満店です。

毎日どんよりした空を見あげ、梅雨明けをまだかまだかと待っている今日この頃。九州や西日本の水害のニュースには心が痛みますね。

さて、タイトルにあげた「気象病」ですが、あまり聞きなれない言葉ですよね。この梅雨時の気温・湿度・気圧の変化で体調を崩しがちな方も多いかと思います。例えば、天気が崩れる前に片頭痛が起こる。古傷が痛む。肩こりや首こりが酷くなる等々。そういった気象変化によって起こる様々な不調を総称して「気象病」というそうです。

この気象と体調の関係は昔から言われていたことで、新しい考え方というわけではではないのです。時期が来れば(気候が安定すれば)症状もなくなったりするので、なんとなく見過ごされていたという感じで。ただ、近年の異常気象によって増加傾向であること、症状の悪化により生活に支障が出てくるケースが増えてきている事から注目されているようです。

気象病の原因は気象の変化ですので、誰もが発症する可能性のある病気ではあるけれど全ての人が発症するわけではないのです。では、発症する人・しない人の違いはどこにあるのでしょう。

まず、身体にとって気象変化は大きなストレスとなります。通常はもともと持っているホメオスタシス(恒常性)が働き、一定のコンディションを保つことが出来るのですが変化の度合いが激しい(過度のストレス)と調整機能が追い付かなくなるのです。その結果、自律神経の乱れから様々な症状が出てくるという事になります。

気象変化で気温・湿度と並んで重要なのが気圧の変化です。気圧の変化により影響を受けるのは内耳の働きです。

内耳は平衡感覚を司っている為、眩暈・頭痛などの症状がでてくるのです。乗りもの酔いをしやすい人は気象病になりやすいともいわれています。気圧の変動を感知する内耳は、耳のマッサージで循環を良くしておくと浮腫みが取れ片頭痛や眩暈の症状が出にくくなりますので、耳のマッサージの方法を紹介しますので試してみてくださいね。

まず、右手で右耳、左手で左耳の耳たぶの少し上を持ちます。最初は水平方向に引っ張ります。そのまま5~10秒キープして離します。数回繰り返してください。次に耳を上下に数回引っ張ります。最後に耳全体を前回り・後ろ周りに5回ずつ回します。

「なんか頭が重いな」「いま一つ調子が悪いな」等々、気になった時にマッサージするとちょっとスッキリするかもしれませんよ。